昨晩から降り始めた雪が10センチ以上積もった山間の湖畔。



雪がすべての音を吸収する静けさの中、
杉の葉に乗った粉雪が、気温の上昇とともに少しずつ落ちてくる。
遊歩道からそれを眺めていて、あまりの美しさにその場を動けない。
先を急ごうとするトワを必死で抑えながら、上を向いてシャッターを押した。